| 基本はおとジムさんと同じようなやり方ですが、私の場合は「ワイヤーブラシ」の「ワイヤーかす」の方が怖い気がします。ワイヤーブラシでこするとどうしてもワイヤーが切れカスが出ます。これは明らかに金属なので搭載中のエンジン等で完全に洗浄できない場合には使いませんね。またドライバー等金属を使うのはキズを入れる元なのでお勧めしません。
そういった際に使うのはナイロンブラシと竹のお箸です。オイルパンから少しオイルを抜き湯煎で暖めた物をかけながら、ナイロンブラシで磨きつつ、こびりついたカーボンは竹箸(お弁当等に付いてくる竹箸の先端じゃない斜めにカットされている側)でコリコリとひっかきます。割り箸ではしなりもなく柔らかすぎるのですが、竹箸なら腰もありそれなりに使えます。(貯まったオイルはあふれる前にウエスで拭く)この方法だと固いカーボンスラッジにはあまり効果はありませんが、欲張って壊すよりは良いかと思ってやっていました。(ガチガチのカーボンでなければ研磨粒子の入っていないハンドクリーナー[整備時の手洗い用ジェル石けん]を塗ってしばらく放置すると乳化してきます)
ただそれでも落ちたカーボンは気になります。そこで、そんな大きな作業をおこなった場合には作業終了後エンジンが完全に暖まった状態で小一時間走ったらオイルとフィルターを交換するようにしています。(万一混入したスラッジやガスケットのカス等を排出できそうに思っている)しかし、「良かれ」と思ってエンジン内部洗浄剤(フラッシング・オイルやビル○ラ等)等まで使うのは、タービンにはあまり良くないようです。
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