はじめてのジムニー整備
私は女の子よー・丸出しで恥ずかしいワー!
おとジムにジムニーの整備に関してのご質問のメールがよく届くので、「はじめてのジムニー整備」のコーナーを作成しました。
※ ジムニーJA11を基準としています。
※ エンジンの写真が、皆さんのジムニーと違う場合がありますが、気にしないで下さい。
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エンジンオイル点検
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エンジンオイル交換
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オイルフィルター交換
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エンジンオイルその他
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トランスファーオイル交換
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パワステオイル点検
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エアークリーナー点検
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ヘッドライト交換
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クーラー点検
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ベルト張り調整
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バッテリー点検
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ブレーキ液点検
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冷却水点検
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ブーツを脱がして
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デフオイル交換
エンジンオイル点検
点検前に確認!
エンジン停止後3分以上か?
ジムニーは水平な場所か?
ウエスは用意したか?
点検要領!
ボンネットを開ける
エンジン前方のT字スティック(赤丸内)を引き抜く
スティックに付着したオイルを拭いて、もう一度差し込む
再度スティックを引き抜く
スティックの先端に穴が2箇所空いているので、この間にオイルがあればOK
下穴より下にオイルがあればオイルを継ぎ足す
継ぎ足す場所は
エンジンの上部に「OIL」と刻印されたプラスティックの蓋を左に回して取りはずす。
開いた穴にエンジンオイルを足す。
もう一度、点検する。
エンジンオイル交換
エンジン下に容量が3リットル以上の容器を置く
写真のように、エンジン下側には牛の乳房のような形をしたものをオイルパンと呼ぶ。
このなかにオイルが溜まっている。
赤○内のボルト(ドレンボルト)を左に回して取る
エンジンが熱い時はオイルも熱いので火傷に注意する事
ボルトを取ると同時にオイルが勢い良く出てくる
完全に古いオイルが出たら、ボルトと口を拭いて
ボルトを右に回して取り付ける
エンジンの上部に「OIL」と刻印されたプラスティックの蓋を左に回して蓋を取り、オイルを2.5リットル入れる。
ドレーンボルトからオイルが漏れていないか確認する。
エンジンオイル点検の要領でオイルの量を確認する。
エンジンオイルフィルター交換
写真のように、筒型の物がぶら下がっている。
これが、オイルフィルターです。
写真では黒色ですが、フィルターの製造メーカーによって様々な色になっています。ドレンボルトを外してオイルを抜いてから、このフィルターを左に回して外してください。
外すには、力の有る方は素手で、そうで無い方は各種の専用レンチを使って外してください。
フィルターを回すとオイルが流れ出て来ますので、火傷に注意して下さい。
フィルターを外したエンジン側の状態です。
新フィルターのゴム部にエンジンオイルを薄く塗り、右に回しながら新しいフィルターを取り付けます。最後は素手でキュッと締めてください。
新オイルを注入しエンジンを掛けて、各部分からオイル漏れがないか点検してください。
エンジンオイルその他
Q 交換時期は?
A 5000キロ以内、もしくは6ヶ月以内
Q 銘柄は?
A お好きなブランドをどうぞ。
グレードはSE以上ならOK
粘度は10W-30が基準
Q SE、粘度って何?
A オイルは詳細な基準等がありますので、販売店でお聞きください。
Q フラッシングは必要?
A 不必要と考えています。オイルにも洗浄性があります。
Q 添加剤は必要か?
A 好みの問題です。
トランスファーオイル交換
ジムニーの下に潜ると、車体の中央付近に写真のようなものがあります。これがトランスファーです。
トランスファーはエンジンの回転力を前後のタイヤに配分します。中にはギヤオイルが入っていますので、定期的に交換が必用です。
オレンジ色内がドレンボルト、紫色内がオイル点検口兼注入口。
ボルトの拡大写真
中心の四角穴に3/8インチのラチェットレンチを入れて、回してください。
パワステオイル点検
ラジエーターの左側に黒い筒型をしたものがある。
これが、パワステオイルの貯蔵庫である。
電動パワステ車にはこんなものはない!
パワステ無し車にも無い!
キャップを左に捻って開けると、キャップの裏に棒がついている
エンジンオイル点検と同様にしてオイルの量を点検する
入れるオイルは、パワステ専用オイルかATミッション用のATFオイル
交換作業は高度な作業なので今度ネ
エアークリーナー点検
エアークリーナーの場所は、エンジンルーム左側のプラスチック製の円筒形の筒です。
この中にエアークリーナーが入っています。
残念ながら軽自動車にも、エアークリーナーが有ります。
エアークリナーを取り出すには蓋を開ける必要があります。下の写真の指を差している金属製のラッチを外して
ください。
このラッチを2箇所取ると、蓋が取れます。
中にはエアークリーナーが入っていますので、引き抜いてください。
純正のエアークリーナーは裏からエアーを吹いて清掃してくだい。
アフターマーケット(写真のものはアウターマーケット品)に交換してある場合は各メーカーの指示に従って清掃してください。
取り付けは逆の手順でお願いします。
ヘッドライト交換
ジムニーの純正ヘッドライトはシールド型といって、電球の球と本体が一体になっているので球が切れた場合は本体ごとの交換となる。対してセミシールド型のヘッドライトは電球の球と本体が別個になっているので、球のみの交換や本体のみの交換も可能である。アフターマーケットで販売されている有名会社の多数のものはセミシールド型である。
シールド型の交換方法
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フロントグリルを外す
ネジ5箇所
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ヘッドライトを外には
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ライトを押しながら左に回転させるのです
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ヘッドライト裏の配線を引いて外す
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組み付けは逆順
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光軸調整(ライトの光がどこを照らしているか)はライト周辺のネジを左右に回してください。
セミシールド型の交換
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シールド型からセミシールド型に交換するには上記の方法と同じ
セミシールド型の電球交換
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ヘッドライト裏の配線ソケットを引いて外す
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ゴムキャップを外す
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電球が現れるので留め金を外して電球を抜く
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留め金はライト作成会社によって異なる
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電球の球は規格品なのでH4型を使用する。60/55Wでも110/120wでもお好きなものをどうぞ!車検では淡黄色か白です。
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ハロゲン球はガラスの所(写真では青い部分)を素手で触って手脂を付けると寿命が極端に短くなるので、絶対に触れないこと。触った場合はアルコールで脱脂すること。
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取り付けは逆順
車検にも通用する光軸調整(ライトの光がどこを照らしているか)は難しいので今度ネ
クーラー点検
皆さ〜ん。「ジムニーのエアコンが〜」なんて言ってませんか?ジムニーのはクーラーです。空気を冷やす作業しかしてないですよね?換気したりドライなんてできませんよね。これってクーラーだからです。エアコンはこんなこと出来て当たり前ですから。
さて、点検ですが冷えればOKです。問題ありません。でも、「真夏の炎天下で渋滞にハマった時なんか全然冷えない」そんなもんです。快適装備を普通車と比較してはいけません。ジムニーですから。
走り出しても冷えない?
普通車と比較してはいけませんよ。
それでも冷えない?
それは故障していますね。
フロンガスの点検
ラジエーターの左に銀色の筒があります。トップにガラス窓があります。
クーラーを作動させ、このガラス窓に気泡が出ていればガスの量はOKです。しかし、ガスが余りに少なくなると安全装置が働いてクーラーが働くなりますので、自動車電気屋で点検してください。ガスが無くなると言う事は、どこからかガスが漏れていることですので修理が必要です。(一番多いガス漏れ原因は、配管のつなぎ目のゴムパッキンが劣化して起る)
ガソリンスタンドで「そろそろ、ガス交換の時期ですね」「1年に1回は補充しないと壊れます」と言われても一切無視してください。ガスが多すぎるとコンプレッサーが壊れて高い代償を払うことになります。
ベルト点検
ジムニーのVベルトは2本かかっている。発電機(オルタネーター)とパワステ、クーラー用だ。
アイドリングで「シュンシュン、キュルキュル」聞こえるようであればベルトの交換時期である。急加速時に「キュィーン」と鳴いたらベルトの張りが弱くて滑っている証拠である。
ベルトの交換作業は、発電機(オルタネーター)とクーラーコンプレッサーの取り付けネジを緩めて、発電機(オルタネーター)とクーラーコンプレッサーを内側に動かしてベルトに余裕を持たして交換してください。
張り調整は取り付けネジを緩めて発電機(オルタネーター)とクーラーコンプレッサーを外側方向に移動させてネジを締めてください。
バッテリー点検
赤線の間に液が入っていればOKです。足りない時にはバッテリー補充液(蒸留水)を補充して下さい。
補充にはバッテリー上部の蓋を取って、開いた口から入れて下さい。最近のバッテリーは殆ど補充しなくても良くなっていますので、液が頻繁に減るようでしたらバッテリーの寿命が近いと考え、新品と交換してください。
バッテリーの上部に電気を取り出すターミナルが2個あります。カバーが無い方がマイナス、有る方がプラスです。交換作業はマイナスを取ってからプラスを取ってください。新品のバッテリーを搭載したら、プラスを取り付けてからマイナスを取り付けてください。
ブレーキ液点検
赤線内に液があればOKです。下限より少ない場合はブレーキフュールド(規格 DOT3)を上部の蓋を外してから足して下さい。しかし、液が少なくなるのはブレーキパッドやシューが減っている証拠ですので合わせて点検する必要があります。
※ブレーキフュールドは塗装を侵しますので、塗装箇所に付着した場合は、大量の水で洗い流してください。
※ブレーキフュールドは吸湿性がありますので、水や湿気は厳禁です。
※ブレーキパッドやシューの点検方法は高度な技術を要しますので後日
冷却水の点検
ラジエーターの横に半透明のプラスチックボトルが有ります。このボトルの上下に線がありますのでこの中に緑色の冷却水の上面が入っていればOKです。ラジエーターキャップを外して確認する必要はありません。
ブーツを脱がして
黒いブーツを脱がして履かせる方法をアロハさんがじっくり御伝授してくださったので、年増のジムニーに首ったけの方は是非とも実施してください。
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こんな工具で十分です。グリスガンは無くても大丈夫。
クランクしている12ミリのメガネレンチを使えば、フランジの裏側ボルトが外しやすいです。
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ブーツが破れています。これでは中のグリースが飛び散ってしまいます。
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まず古いブーツは、ハサミでチョキン!
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バランスが狂い異音の元になるので、簡単にグリスをふき取ってから油性ペンでマーキング。
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フランジのボルト4本を緩めてプロペラシャフトを外します。
※ 4本の内1本を残しプラハンで叩いてプロペラシャフト外せば、プロペラシャフト顔面強打を防止できます。
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外れたシャフトのスプラインを掃除します。この時に先程のマークを消さないように注意!
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ゴムブーツが痛まないようにスプラインにビニールテープを巻きつけておきます。このとき奥から手前に向かい巻くと取りやすい。
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新しいブーツを押し込みテープを剥がします。
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スプラインに新しいグリースを塗り、マーキングを合わせて、外したときの逆で組みなおします。
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グリースガンでブーツ内にグリスを注入。手の感触で量を見ます。
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グリースニップルからもグリースアップ。
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今回は、ナイロンタイラップをブーツに巻いてみました。
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完成です。
デフオイル交換
デフケースの下側にボルトが飛び出ています。
これがドレーンボルトです。このボルトを左に回すとオイルが出て来ます。
新しいオイルを入れるには、デフケースの側面にあるボルトを取り外してください。
このボルトは中心が四角に凹んでいますので、3/8インチのソケットレンチで外してください。
新たに入れるオイルは必ずデフ用のギヤオイルを入れてください。エンジンオイルだと焼き付いて走行不能になります。
入れる量は注入口からあふれる寸前まで入れてください。
参考までにデフの内部はギヤが一杯に詰まっています。
もっと知りたい方は、掲示板に相談して下さい。きっと先輩ジムニー乗りからもっと有効な回答が得られます。
以下の内容が記入されていませんと解答できませんので、御配慮を願いします。
氏 名
型 式
改造状態
使用状況
走行距離
相談内容(具体的に)
整備体験