別冊 ゼファー550
イマムラさんのサイドシル加工の方法が写真タップリでとても参考になるので、勝手に「別冊ゼファー550」として新コーナーを設けてしまいました。本当のゼファー550へ
ドア下の凹み対策としてはアルミやステンレスのプロテクターを付けるのが一般的で、多くのショップからプロテクターが販売もされています。しかし私のジムニーは中古車として購入した段階で既にドア下パネルに歪みがあり、市販のプロテクターを被せることが出来ませんでした。
そこで目を付けたのがドア下パネルを車体内側方向に約45度曲げ、ぶつけにくくする加工でした。この加工もいくつかのショップがデモカーなどに施していますが、その加工工賃は5万円前後(京都の某ショップ)と非常に高額でした。そこでその加工を自分でやってみました。溶接機を個人では持ってないのでショップと比べると強度も仕上がりも違いますが、パッと見ただけでは同じに見えると思います。
まずは画像D1〜3のように、ドリルを使って切り取る予定の部分に穴をあけます。切り取るのは画像を参考にしてもらうのが一番なのですが、ドア下パネルの底面とタイヤハウスに面する3角形の部分です。素人がディスクグラインダーでいきなり切ると、線が曲がっていくので、事前に穴をあけて切りやすくしておくわけです。ドリルで穴あけが済んだら、ディスクグラインダーで切り取っていきます。ホームセンターなどで売られている1900〜3000円程度のディスクグラインダーで十分です。
D1 D2
D3
添付画像D4〜5のように切り取りが終わったら、いざドア下パネルを手で車体内側に押し曲げていきます。ハンマーでたたいたりせずに、ゆっくりと手で曲げる方が綺麗にしあがります。
D4 D5
ある程度手で曲げたら、添付画像D6のようにクランプを使って曲げた状態をキープします。そして添付画像D7のようにリベットで固定します。
D6 D7
固定が出来たらクランプを外すと添付画像D8のようにドア下パネルが車体内側方向に約45度曲がって固定されるわけです。最後にドリルで適当に水抜き穴をあけると完成です。
D8
強度的には市販のプロテクターにはかなわないと思いますが、他のジムニーとの差別化にはなると思います。
ワイパーの拭き取りが悪くなってきたので、ワイパーブレードを交換しようと近所のカー用品店へ行くと、そのカー用品店にはジムニーJA11−1の純正ワイパーアームに合うワイパーブレードが無い。(スズキディーラーで取り寄せればいいんだけど)どうやらワイパーアームの先端金具の形状がJA11−1は古いタイプ(まっすぐ)なので、現在各社から一般的に販売されているワイパーブレードには合わない。ワイパーアームの先端金具を変換するようなアダプターも販売されているが、このアダプターを取り付けるとアダプター分だけアームが長くなり、フロントウィンドウの外側(約1cm)までワイパー
が拭き取るようになってしまう。
同じJA11でも後期型はワイパーアームの先端金具が、現在販売されているワイパーブレードに合うU字型形状に変更されているという情報を入手したので、ワイパーアームごと交換することにした。スズキのディーラーでワイパーアーム(片側1700円)を注
文をし交換した。(ちなみにJA11−1で採用されていたワイパーアームは現在メーカー欠品となっていた)ところがワイパーアームを交換したことによって、ウォッシャー液を噴射すると液がフロントウィンドウに当たる前にアームに当たってしまうようになってしまった。確かに以前から噴射口とフロントガラスの距離も近すぎて、噴射角度の調整が
微妙だとは感じていた。
そこでウォッシャー液噴射口をボンネットに移設させることにした。ボンネットにドリルで直径1cmの穴を2カ所あけて、カー用品店で購入した噴射口(2400円/2個セット)を取り付けた。この噴射口はウォッシャー液が扇形に拡散して飛び出す物で以前から目をつけていた。ボンネット内側のチューブは、解体屋でスズキカルタスの物を入手して(約200円)、両端の長さを切ることによって調整して使用した。純正のチューブを
ウォッシャー液のタンクから抜き、かわりにカルタスのチューブを取り付けるだけの簡単
作業である。あとは適当にチューブをタイラップで固定した。