アロハさんの改造例 


       アロハさんから大量の改造例を頂きましたので、アロハワールドを堪能してください。
 

  1. 吸気音官能仕様
  2. ター ボ排気側に亀裂
  3. イ ンタークーラー前置きの配管その2
  4. イ ンタークーラー前置きの配管
  5. 外と内
  6. ロー バーのテールレンズ
  7. トノカバー
  8. 取り外し式リ アウィンド
  9. ク ラッ チアジャスター
  10. カップホルダー
  11. エンジン
  12. ビー ルキャッチタンク
  13. イ ンダクションボックス
  14. 応急ミラー
  15. ラジエーターカバー
  16. ミッ ションベアリング交換
  17. エンジンヘッド交換
  18. ランクル40風グリル
  19. びっくり眉毛

吸気音官能仕様

 ファイヤーウォールに穴を開け、吸気管を室内に通す。
  
室内側にはキノコ型エアーフィルターがむき出し。

これで、吸気音が官能できます。

ターボ排気側に亀裂

 前回壊したタービンコアをばらしてみました。EX側のカタツムリに亀裂が入ってるのが 分かりますか?
フランジよりのところです。外からではまったく分かりません。

 過去に何個か見たタービンでは、補強されているものがありました。補強ターボ は、アウトレットとの接合面の左上のボルト穴付近 の形状が肉厚に変わっています。


インタークーラー前置きの配管その2

 現在の状況
 

インタークーラー前置きの配管

 配管のアルミパイプ(スロットル側)には断熱のアルミの遮熱板をつけています。

 エンジンルームはエアクリ側と完全に仕切って熱を抑えています。

エアスクープは前後逆付けです。これが結構ラジエタに良いです。



外と内

  1. 酒パワーのプレートはアルミの自作です。
  2. タイヤは懐かしのミシュランXCL、塗装はすべて缶スプレー。
  3. フロントバンパー変更のためウインカーが隠れたので、バイクのカウリング用ウインカーをボンネットに新設。これはウインカーの電球とソケット を23/8W に換えてアルミ箔で反射板を作りま した。
  4. 光る眉毛はかわいいです。               


  1. リアのランプ類はレンズの上にカッティングシートを丸く切り抜き張り付けています。これでかわいくなりました。
  2. 内装も白に統一。ドアの内張りを白い合成皮革に張り替え、フロアはマットを引っ剥がしただけですが....。
                                                
中央の3連メーターは左から負圧、水 温、ブースト計です。ハンドルはナルディ皮巻きです。


アルミの内張も追加。1枚900円のアルミ材から切り出したのだ。



ローバーのテールレンズ
    テールランプを某四駆雑誌の通販で一個1200円と予備レンズ100円×4つで5200 円で手に入れました。その他、自転車用リフレクター×2で500円バックランプはH3バルブ35ワットの樹脂製の補助灯をホームセンターにて特価1980 円でゲットしました。ここからがみそ。ジムニーのスペアタイヤブラケットだとスペアタイヤ(6.50ー16)が邪魔してランプ類が付けられません。そこ で、ブラケットを左へ10センチくらいオフセットしました。6箇所のボルト穴の内2箇所は流用し3箇所はボディーへ穴あけ、裏面補強。上側のボルト穴は生 かしたいのでブラケット側を長穴にして位置をあわせました。強度もばっちりです。 次にランプ穴ですが、35ミリの丸をドリルとペンチで丁寧にくりぬきま す。このランプは奥行きが約5センチほどなので裏の鉄板にはコードの穴しかいりません。どうです、ジープミニって感じのテールになりました。この位置なら ノーマルよりずっと割れづらいし、視認性にも優れています。
                              

トノカバー
   トノカバーは合板の切り出しです。4点式ロールバーを付けているので斜パイプのところはパズルの様です。水漏れを防ぐために部分的にトタンを使っていま す。表面は防水の合皮を張りつめました。ハッチは取り外し式のヒンジで自由に外せます。現在ビキニトップで使用していますが、このままで幌もかかります。 また、軽い荷物をカバー上にも固定できるようフックも付けました。これで、タッピングしてボディーと止めています。近々ロック出来るようにと考えていま す。
                                      
 

取り外し式リアウィンド
   リアカーテンはトノカバーと一体化で合板製です。アクリルの窓部分のみ内側のノッチ4箇所をゆるめると外れます。幌をかけたとき後ろの荷物を取りやすいの と、やっぱりいざって時のオープンエアでしょう。

   おまけに2つ。幌の下に樹脂製の段ボールみたいなのを入れてアルミのアングルを両面テープで貼り付けると高速でのバタツキが減って静かです。ビキニトップ の方は引っ張るテープをワイヤー+ターンバックルにすると風切り音が減って静かです。
                                                   

    クラッチアジャスター
 クラッチアジャスターを自作してみました。ホームセンター産のステンレスの金具でボルトオンです。なかなかレーシーな感じで気に入っております。ボール 盤があれば簡単に出来ます。ぜひ、お奨めですね!

  カップホルダー
 市販のボトルホルダーはオフを走るたびに壊れて車内が水浸しになるので、アルミ板を折り曲げステーを作成。ボール紙で仮の方を作り、現物合わせで採寸し たモノをアルミ板で作成。ここに自転車用のボトルホルダーをタッピングネジで固定しました。無意味に強度が高くオフでも絶対に壊れません。

エンジン

  1. 社外品のアースチューニングキットと4万ボルトコイル、アクセルプラグコードに変更。
  2. エアインテークの改良。
  3.                           
    インテークパイプは、ゴムホースの上に0.3ミリのジュラルミン板を巻き付け、針金で三カ所ほど巻いてペンチでねじ上げました。カーブの箇所は曲線にカッ トしてから針金で巻きました。市販のアルミパイプに交換するものより内部に段差が出来ないので空気の流れがスムースです。
  「おとぼけジムニー」を参考に排水パイプ流用のインテークマニホールドも作成しましたが、まるで市販品の出来映えです。バンドも全てステンレス製にしまし た。

ビールキャッチタンク 

 オイルキャッチタンクですが、「キリンラガービール」のミニボトル缶で作りました。缶の板厚が薄いため、真鍮のパイプとガス栓の金具を流用しました。缶 の口と金具のネジピッチはあわないものの経はぴったりです。缶横にハサミで穴をあけリーマーとヤスリで経を合わせ、ねじ込んでからエポキシ系接着剤で固定 します。こちらは、イン側になるので金具の内側に真鍮パイプを延長して先を下向きに加工。ブローバイに含まれるオイルなどが効率よく落ちるようにしまし た。これでばっちり。ホースはブリジストンの耐油製で1メートル1200円。金具240円×2、真鍮パイプ300 円。半田少々、接着剤余り物、ビールは飲んだらタダ、接着剤300円計1980円強です。固定はタイラップと金属バンドで止めています。キリンのロゴが D.I.Yっぽくって気に入っています。ブローオフバルブの開放口にインターホンなどのコードを埋め込むのに使うコルゲートチューブで延長。走り出して ビックリ!プシュッ!の音はなく、代わりにピュル====ン!ヒューュュュルルルン!!!!まるで笛を吹いているよう。しかも、みんなが振り向く大音量。 大型トラックの排気ブレーキとか安物のマフラーカッターみたい。ちょっとおもしろくて目立ちますよ。

 インダクションボックス
 

 
 インダクションボックスを中古で入手し取り付けた。アルミ製なので触ると結構熱くなり、これでは吸気の温度が高くなってしまいます。まず空調用のアルミ ダクトでグリルからフレッシュエアを取り入れました。

 さらにエキパイからの熱気とインタークーラーからの熱風から隔離するため、アルミ板とアルミアングルで遮熱壁を設置。これでエアクリーナーに直接 走行風が届きます。
 待てよ?これでは本来インタークーラーやエキパイで暖められた空気が、エアクリーナー脇のボンネットスリットから抜けて行くのに逃げ場がないぞ!じゃ、 ボンネットに穴を空けちゃおう。と言うことで汎用エアダクト(1600円)を取り付けました。これにより走行中はもちろん停車時でも汎用エアダクトから熱 風が吹き出ています。インタークーラーのダブルファンもばっちり効果的です。運転時に体感出来るほどではないですが、インタークーラーの前と後ろを触って 比べると確実に冷却されています。 インダクシンボックスの効果のほどは低速のレスポンスが向上しました。

 エンジンルームの写真で、インタークーラーからスロットルバルブ間のホースに取り付けてあるブローオフバルブはシルビア用を流用したものです。アダプ ターがパイプ一体のため、口径が全然違い取付けに苦労しました。溶接機でもあればいいのだけれど、持っている100Vの家庭用溶接機では全然使い物になり ません。やっぱバッテリーでバチバチですかね?怖いなぁ。
ちなみにインダクションボックスは汚かったのでバフがけして青いラッカーを吹いています。
 プレートのようなものは、家にあったシボレーのボータイエンブレムで御愛敬!エンジンヘッドはBBSにも書いたけどクラックが入ちゃたので新品に交換し 赤い耐熱塗料で塗装したのでキレイです。しかし、新しいヘッドにはターボ550とも660とも刻印が無く、坊主アタマなんですね。

 応急ミラー
 久々の本格コースで、ブッシュのコースを進んでゆくと道に迷ってしまい、もがいているうち立木?小枝?に捕まり、とうとう左のミラーが飛んでいってしま いました。帰り道のなんと不自由なことか! 左への車線変更のたびに体をねじらないとならない。近所のホームセンターで応急のミラーを探すと、自転車コー ナーにこんなモノが....。
 480円なりで、汎用の平板ステーと合わせても800円弱。これは携帯していようと思います。考えてみればオフローでは結構ミラーを壊すんですよね。ミ ラーのステーさえ残っていれば、右でも左でも挟んで使えます。ただしあくまで応急処置ですが、有ると無いでは大違いですから。

 

ラジエターカバー
 ラジエターカバーを作成しました。せっかくの冷気が上に逃げちゃうので無理矢理ラジエターに導入します。ロードマシンでは常識ですね。うーん効果のほど は分かりませんが、アルミ板自体が熱くなるのでラジエターの冷却に役立っていることだけは確かの用です。

最近、仲間内で調子に乗ってそろそろコケるとささやかれているアロハでした。
そういや、もう13年転けていないぞ!!


ミッションベアリング交換
 
カウンターのベアリングを外すのはかなり手強く、プーラーにプレートを継ぎ足して長くして使用しました。

   
 メインシャフトのベアリングはハイギア側もガタガタでした。ローのシンクロナイザリングと全てのベアリングを発注しました。アウトプット側のオイルシー ルが抜けず苦労しましたが最後は力業でした。
欠けたギヤ

 
 
 

 JA11の前期型はアウトプットのシャフト径が後期型と違うだけではなく、中のベアリングも一部違いました。あと、クラッチハウジングアッパーカ バーも互換性が無いようです。

消耗したシンクロリング

 
 
 
 

クラッチディスクも含め2万円ほどの出費ですが、楽しいですね!ジムニーの知らない部分が、また一つ減りました。今回、予算の都合でエンジン側のオイル シールとベアリング、レリーズベアリング交換は見送りました。

エンジンヘッド交換 

  1. .旧エンジンヘッドの江戸紫(スラッジ)


  2. 多少掃除した後の映像です。
    ヘッドを降ろしてからさらに観察すると、もう凄い事になってました。
    これでよく初代のターボ壊れなかったなぁーと感心してしまいます。
    オイルラインの掃除もしました。
  1. .新しいヘッド

    新しいヘッドを組み立て中です。
    エキマニと吸気系一式を先に取り付けてから組むとラクラクです。
     
  1. スペーサー  


  2. これが、どう転ぶか?コブ取りの対策インマニすペーサー?
     
  3. カムカバー


  4. 劣化したスポンジをはがし、新品ガスケットに貼り直しました。
  1. ヒーター水量コントロールバルブ


  2. 数々のパイプを外しているうちに、ヒーター用水温コントロールバルブをプライヤーで握りつぶしてしまった。
    真鍮製ですので脆いです。要注意!
     
  3. 水温サーモセンサー


  4. サーモセンサーは純正サーモスタット脇から取り出しました。
     
  5. 排気温センサー 


  6. 排気温センサーをエキマニに取り付けました。
     
  7. ターボ

  8. イン側の穴が、明らかに大きい。
    自作のステーで強化アクチュエーターが付いてます。

    ヘッドを交換しての感想です。
     ターボの過給圧が、1キロまで上げるとジムニーとは思えない加速です。
     排気音も、やや高めになりました。


    ランクル40風グリル

     グリルは11のものをとことん削って、5ミリのプラ板を使いプラモデル感覚で作りました。
     どうです?40っぽいでしょ????
      
     

     びっくり眉毛

     ボンネット上にヤマハオートバイのFZのウィンカーを埋め込みました。ちょっと離れたびっくり眉毛。気に入っています。
     ボンンネット上なので運転席からも漏れた光が見えるので玉切れの確認が出来ますし、泥で汚れたり、転倒でもしない限り割れないでしょう。

     

     
    ウインカー内に追加したスモール球(青四角内)

     参考までに、次の2枚はビンテージビートルのフェンダー上のウィンカーです。
     ドイツのへラー製で中にレンズが2重構造で良く出来ています。しかし、重さとメッキのピカピカがちょっとアロハ号には似合わないので保留しました。